2021-06-04 第204回国会 参議院 本会議 第28号
まず、英国との原子力協定改正議定書は、英国による欧州原子力共同体からの脱退に伴い、英国において適用される保障措置が変更されること等を踏まえ、現行協定を改め、英国で新たに適用される保障措置等について定めるものであります。 次に、大西洋まぐろ類保存条約改正議定書は、同条約の対象にサメ、エイ類等の板さい類を追加し、紛争解決及び漁業主体に関する規定を追加すること等を定めるものであります。
まず、英国との原子力協定改正議定書は、英国による欧州原子力共同体からの脱退に伴い、英国において適用される保障措置が変更されること等を踏まえ、現行協定を改め、英国で新たに適用される保障措置等について定めるものであります。 次に、大西洋まぐろ類保存条約改正議定書は、同条約の対象にサメ、エイ類等の板さい類を追加し、紛争解決及び漁業主体に関する規定を追加すること等を定めるものであります。
○井上哲士君 私は、日本共産党を代表して、日英原子力協定改正議定書に反対の立場から討論を行います。 本改正議定書は、英国のEU及び欧州原子力共同体脱退に伴い、これまで日英間で実施されてきた原子力の平和利用のための法的枠組みを引き続き確保するための措置にとどまらない重大な問題があります。
日英原子力協定改正議定書は、令和二年十二月十六日に署名されたもので、欧州原子力共同体からの英国の脱退に伴い同国において適用される保障措置が変更されること等を踏まえ、現行協定を改正するものであります。
それでは、日英原子力協定改正議定書について質問いたします。
○穀田委員 私は、日本共産党を代表して、日英原子力協定改正議定書に反対の立場から討論を行います。 本改正議定書は、英国のEU及び欧州原子力共同体脱退に伴い、これまで日英間で実施されてきた原子力の平和利用のための法的枠組みを引き続き確保するための措置にとどまらない重大な問題があります。
日英原子力協定改正議定書について質問いたします。 本承認案件は、茂木大臣、東京電力福島第一原発事故十年以降、そして英国への日立の原発輸出プロジェクト撤退後、そういう意味では初めて日本が外国と交わす原子力協定だ、そういうことですね。
以上に述べましたような理由から、私は、今回の日仏原子力協定改正議定書を締結することについて、これを承認することに賛成するものであります。
さらに我が国は、他の非核兵器国との原子力協力に当たっては、相手国が核不拡散条約に加盟しかつ国際原子力機関との間で包括的な保障措置協定を締結していることを協力の要件にするという厳しい方針をとることを通じて核拡散の防止に努力をいたしますし、なお、本件、日仏原子力協定改正議定書も、このような核不拡散努力の一環であると認識をいたしております。
ただいま先生御指摘の、もし日本からフランスに機微な技術が渡った場合に、その技術がフランスの軍事目的に利用されるおそれがないのかという点でございますが、日仏原子力協定改正議定書におきましては、機微な技術につきまして、その対象国が日本であるとフランスであるとを問わず、平和的非爆発目的のみに使用するという約束を両国がすることになっておりまして、フランスは、たとえ日本から機微な技術が渡った場合にも、その機微
○柿澤弘治君 ただいま議題となりました日仏原子力協定改正議定書につきまして、外務委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。
次に、日加原子力協定改正議定書は、現在規制の対象となっている核物質、原子炉等に加えて、濃縮、再処理等に関する情報をも第三国移転に関する規制の対象としたこと、ウランの二〇%を超える濃縮及び一定の核物質の長期にわたる貯蔵を供給国の事前同意の対象としたこと、協定の対象物質を盗難、不法な奪取等から防護するための措置をとることとしたこと、いわゆる平和目的の核爆発に使用するものを含め、協定の対象核物質をいかなる
○土井委員 まず、ただいまの日加原子力協定改正議定書について若干のお尋ねをさらに進めます。 核技術がすでに全世界にどんどんただいま広がっていっているわけですが、さらにこれからどういうふうな速度で広がっていくかということは、明確に認識している人というのは少ないであろうと私思うわけなんですが、そういうふうな考えも念頭に置きまして、まず基本的なことからお尋ねを進めてまいります。
○矢田部説明員 今回の日加原子力協定改正議定書の先生御指摘の条項は、ウランを二〇%以上に濃縮することを禁止しておるものではございません。
日加原子力協定改正議定書でございますが、これはただいま当委員会において採決いただきました日本・ポーランド通商航海条約、日本・フィンランド文化協定及び日本・ドイツ租税協定修正補足議定書の三件とともに第八十七回国会及び第八十八回国会において審議未了となりましたものの再提出でございまして、現行の日加原子力協定を現状によりよく適合するために改正することを定めております。
第一番目の、日加原子力協定改正議定書は、昭和三十五年に発効いたしました現行の日加原子力協定を改正するものでございまして、改正の主要点は、供給国の事前同意規制の強化、核物質防護のためにとるべき措置の指針を定めたこと、平和的核爆発の明示的禁止等でございます。
先生御承知のように、昨年の通常国会におきまして、条約の国会提出に関しまして、時の大平大臣から、何が国会に提出すべき条約であり、何が国会に提出しない、すなわち、いわゆる行政取り決めとして処理できるかということについての政府見解を御報告申し上げたことは、先生も御記憶だろうと思うのでございますが、その冒頭にも、若干長くなるかもしれませんが、読み上げさせていただきますと、「昨年の第七十一回国会における日米原子力協定改正議定書
○永末委員 二月二十日に発表されました「条約の国会提出に関する外務大臣発言」なるものの中に引用されております、昨年の国会における日米原子力協定改正議定書の審議に際して起こりました問題点も、いま申し上げましたいわゆるすでに批准を了し国会の審議を了したものの内容変更に関する問題でございまして、この辺の説明が十分に両参考人に外務省側からあったかどうか知りませんが、ちょっとこの点について伺っておきたいのでございます
昨年の第七十一回国会における日米原子力協定改正議定書の審議に際し、今後同協定第九条に定める濃縮ウランの対日供給ワクを変更する交換公文を取りかわした場合には、外務委員会理事会に御報告することをお約束し、また、国際ココア協定の審議に際し、同協定のごとき国際商品協定締結につき国会の承認を求めている場合に、やむを得ざる事情により国会の承認に先立ち政府がとった暫定的適用措置に関しては、これをすみやかに外務委員会
日米原子力協定改正議定書の当委員会における審議の途中、同議定書の内容がきわめてあいまいである点が散見されたため、私は、当委員会委員長に対しまた当局に対し、米国原子力委員会と再交渉の上、適当な措置をとられる旨を要望をいたしました。それに対して先ほど、フリードマン米国原子力委員会国際部長より在米大使館山崎公使あてに発出された書簡が提示されたわけでございます。
○松永政府委員 憲章にもございますように効力発生した後ということになっておりますから、先般御承認いただきました日米原子力協定改正議定書、これも効力の発生されました後に登録の手続をとることとなると存じます。具体的な手続といたしましては、ニューヨークにございます国連代表部に条約の認証謄本を送付いたしまして登録の手続をとるわけでございます。
○渡部(一)委員 そうすると、この国会に提出された日米原子力協定改正議定書のようなものも登録するわけでございますか。こういう問題についての、外務省の条約登録の手続のやり方を多少御説明いただきたい。
○星野力君 私は、日米原子力協定改正議定書の背景にあります日本のエネルギー源の問題について、まずお聞きいたします。 今後の日本の発電計画では、発電全体における原発依存度が急速に大きくなるわけでありますが、昭和六十年、一九八五年原発六千万キロワットの出力ということでありますが、その段階における日本の発電の総出力はどうなりますか。
○藤井勝志君 ただいま議題となりました日米原子力協定改正議定書の締結について承認を求めるの件につき、外務委員会における審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。
○西銘委員 私は、自由民主党を代表いたしまして、ただいま議題となっております日米原子力協定改正議定書の承認に対し、賛成の意を表するものであります。 最近世界の工業国においては、石油資源の確保が深刻な問題として検討されております。